ビューティフル・マインド・天才ナッシュの半生

結構前の作品ですが、ビューティフル・マインドを観ました。

前にゲーム理論を少し学んだ時にこの映画にも少し興味があったのですが一度も観たことはなかったので新鮮に観ることが出来ました。

率直な感想ですがこれはかなりの名作だと思いました。なぜ当時観なかったのかと少し悔やんだほどです。

ある一人の天才の一生というものに興味がある方は観る価値はあると思います。※実際と映画には少々違いがあるようですが。

ただ、単純にゲーム理論を学んでいる方、数学・経済学好きの方、ゲーム理論に興味がある方(これならまだ良いかも)はこの映画ではそれらを細かく学ぶことは出来ません。あくまでもジョン・ナッシュの半生です。もちろん、ゲーム理論を学んでいてナッシュに興味がある方には良いですが、単純にゲーム理論だけに興味があってそれを学びたい方はその点にはご注意下さい。

2時間ちょいのDVDでしたが、終わったときは何とも言えない気持ちになりましたね。

それは事前にナッシュがどのように亡くなったのかも知っていたのもあるかもしれません。それがわかった上で観た(当然この映画放映当時はナッシュは生きていたので現時点での話しです)ので夫婦の深い絆的なもの、また実際を想像すると壮絶だった関係性など、虚無感・感動含め、様々なことを感じずにはいられませんでした。

天才系の話しと言えば、例えば海外ドラマとかでもシャーロックとかスコーピオンとかありますが、そういった部類の作品ではない(個人的見解)と思います。(シャーロックやスコーピオンは好きですし、また当然映画とドラマでは長さなど含め違いますが)

ビューティフル・マインドは、天才の「生き様」、特にその天才と支える妻の苦悩が2時間に凝縮されて描かれているのでまた違った意味で味わい深かったです。

また、統合失調症の幻覚が描かれているのですが、かなり作り込んでいるので、観ている側は多少混乱するかもしれません。これも幻覚なのか?もしかしたらこの人も?的な。しかし逆を言えばそれ程奥深く入り込める作品で、当時高い評価だったこともうなずけますね。

ナッシュ役はラッセル・クロウですが、こちらも非常に良かったと思います。引き込まれる演技力とはまさにこういうことを言うのでしょう。

古い映画ではありますが、確実に名作中の名作なので、気になっているけど結局観ていないという方は、ぜひ一度観てみることをおすすめします。